どうも、こんにちは蒼乃 恭介です。
プラモデルにスミ入れするときにどんなものを使っていますか?
ビンに入ったエナメル塗料やスミ入れ専用塗料、ペンタイプなどさまざまなアイテムが各メーカーから販売されています。
ガンプラなどの可動タイプのプラモデルに、直接エナメル塗料でスミ入れをするとプラスチックが割れる危険性が高いのはご存じですか?
そこで今回は、プラスチックに直接塗っても割れるリスクの少ない「ペンタイプ」のスミ入れアイテムを7つ紹介していきます。
目次
GSIクレオスガンダムマーカー スミ入れ/極細タイプ
1つめは、GSIクレオスから販売されている「ガンダムマーカー スミ入れ 極細タイプ」です。
ペン先が0.5㎜ほどの細さになっていて、プラモデルのモールドやくぼみ部分にきわめて細い線を描くことができます。
乾燥が遅い油性のインクを使っていて、無塗装のプラスチックに直接描いた後でも、消しゴムではみ出しを消すことができますが、ヤスリがけしたあとや素材の種類などが原因で完全にインクを消せない場合があります。
パーツに塗ったインクを完全に落としたい場合は、ラッカー溶剤を綿棒などにしみこませるとインクを落とすことができます。
また、インクが乾燥する前であれば、指でぬぐうだけでもインクを消すことができます。
ペン先が細いので、雑に取り扱うとすぐに壊れたりダメになってしまうので、注意してください。
GSIクレオス ガンダムマーカー スミ入れ 極細タイプ | |
価格 | 220円(税込) |
カラー数 | 3色 |
GSIクレオスガンダムマーカー スミ入れ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ
2つめは、同じくGSIクレオスから販売されている「ガンダムマーカー スミ入れ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」です。
ふきとりタイプのペン先は、筆ペンのような形をしていて、モールドをなぞったあとにティッシュや綿棒で、かんたんに拭き取ることができるペンです。
水性インクを使っていますので、エナメル溶剤に弱いABS樹脂のプラスチックにもスミ入れすることができます。
ガンダムマーカーや、ガンダムカラー、Mr.カラー、水性ホビーカラーを塗った上からでも使用できます。
ただし、つや消し成分が入った塗料やヤスリあとに塗るとうまく拭き取れず、にじんでしまう可能性があります。
MG(マスターグレード)やPG(パーフェクトグレード)の内部フレーム(ABS樹脂)などを塗装しないで仕上げる時に、パーツを割る心配がないためスミ入れするのに大変便利です。
ガンダムマーカー スミ入れ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ | |
価格 | 220円(税込) |
カラー数 | 2色 |
GSIクレオスガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン
3つめは、同じくGSIクレオスから販売されている「ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン」です。
流し込みスミ入れペンはその名の通り、パーツのモールドにペン先を当てるだけでスゥ――っとインクが流れていきます。
エナメル溶剤を薄めてスミ入れする要領と同じで使うことができ、塗った後のはみ出しは消しゴムか「GM300 ガンダムマーカー消しペン」で消すことが出来ます。
ABS樹脂に直接塗ってしまうと塗料が浸透してパーツを割る可能性があるので、ABS樹脂には塗らないほうがよいでしょう。
インクはMr.カラーなどのラッカー塗料でも下地塗装を溶かしてしまうので、無塗装で仕上げるのにおすすめです。
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン | |
価格 | 220円(税込) |
カラー数 | 3色 |
GSIクレオスガンダムマーカー リアルタッチマーカー
4つめは、同じくGSIクレオスから販売されている「ガンダムマーカー リアルタッチマーカー」です。
水性ベースのインクを使用しており、パーツのモールドなどに描いてふき取るタイプのペンです。
スミ入れ以外にも汚し塗装やぼかし塗装、チッピングなどを手軽に表現できる汎用性の高いマーカーです。
2タイプ(太い・細い)のペン先が両側にあり、使用方法によって使い分けることができ、リアルタッチマーカーだけで全塗装したようなプラモデルを作ることもできます。
ガンダムマーカー リアルタッチマーカー | |
価格 | 220円(税込) |
カラー数 | 10色+ぼかしペン |
GSIクレオスガンダムマーカー スミ入れペン シャープ
5つめは、同じくGSIクレオスから販売されている「ガンダムマーカー スミ入れペン シャープ」です。
シャープペンシルタイプのスミ入れペンで、0.3㎜径の超極細のペン先でモールドに直接描いていき、スミ入れをほどこしていきます。
えんぴつと同じ黒鉛なので、プラスチックを割る心配もなくスミ入れすることができ、はみ出しても消しゴムやゆびさきで消すことができます。
無臭なので、リビングで家族と話しながら作業することもできます。
ガンダムマーカー スミ入れペン シャープ | |
価格 | 660円(税込) |
カラー数 | 1色 |
コピック マルチライナー
6つめは、イラストや漫画の原稿で使われているトゥーマーカープロダクツから販売されている「コピック マルチライナー」です。
水性の顔料インクを使用しており、ペン先が0.03㎜という超極細から1.0㎜までと幅が広く、色も豊富にそろっています。
注目すべきは0.03mmという超極細のペン先です。髪の毛の太さが0.05㎜~0.1㎜という太さに対して、コピック マルチライナーは髪の毛より細いペン先になっているです。
通常の凹モールドや細かいモールドにも0.03㎜のペン先で、スミ入れすることができるのです。
ただし、ペン先は非常に細くデリケートなため雑にあつかってしまうと、すぐにダメにしてしまうので、使用するときは丁寧に取り扱うとよいでしょう。
コピック マルチライナー | |
価格 | 275円(税込) |
カラー数 | 10色 |
ペン先サイズ | 0.03/0.05/0.1/0.3/0.5/0.8/1.0(mm) |
AKインタラクティブ ウェザリングペンシル
7つめは、スペインの人気ウェザリング塗料メーカー AKインタラクティブから販売されている「ウェザリングペンシル」です。
水彩色鉛筆なので鉛筆先を削る必要がありますが、豊富な色でチッピングやハイライト、その他様々なウェザリングをほどこすことができます。
モールドになぞって描けばスミ入れと同様の効果があり、乾いた筆でぼかしたり、濡れた筆で伸ばしてウォッシングなど、テクニックがいりますが様々な表現が可能になる色鉛筆です。
色鉛筆なので、小さいお子様がいる家庭でも話しながら作業ができます。
ウェザリングペンシル | |
価格 |
1本 198円(税込) 37色セット 6,820円(税込) |
カラー数 | 37色 |
まとめ
ガンプラなどの可動タイプのプラモデルに、エナメル塗料などで直接スミ入れをおこなうとプラスチックを割れたり、破損してしまうリスクが高いです。
しかし、ペンタイプの多くはプラスチックに直接スミ入れをおこなっても、パーツへの負担が少なくて済みます。
ペンの種類によっては、スミ入れからチッピング、ぼかし塗装などのウェザリングまで幅広く表現することも可能です。
キツイ溶剤のニオイもないので、子供と一緒にプラモデル作りを楽しんだり、手軽にリビングで家族と話をしながらでもワンランク上の作品を作ることができます。