今回はプレミアムバンダイから発売された、『HG 1/144リーオー(宇宙仕様)』販売価格:1,512円(税込)のキットを製作レビューしていきたいと思います。2019年8月現在は予約販売販売は終了しています。
目次
機体解説
リーオーは『新機動戦記ガンダムW』に登場した汎用量産型MSです。リーオーの派生機の1つ宇宙用オプションユニットを新規にHGで再現したキットです。
機体名の「リーオー」とは、黄道十二星座の一つであるしし座(レオ)Leoの英音を訳したものだそうです。パッケージや説明書にもLEOと書かれています。
キット内容
キットの内容は以下の通りになっています。量産機だけあって付属する武装が多いです。
- リーオー(宇宙仕様)本体×1
- コロニー用ビームライフル(ショート・ロング)×1
- ショート型ビームライフル×1
- ロング型ビームライフル×1
- メガビーム砲×1
- 105㎜ライフル×1
- ビームサーベル×2
- シールド×1
宇宙用オプションユニットは取り外して通常状態も再現できます。
可動範囲
シンプルなデザインだけあって可動範囲は広いです。
ヒジ関節は1軸ですが下の画像のようによく曲がります。
股関節や脚もよく曲がるため、飛び蹴りのようなポーズも取れます。
お尻部分のブースターが干渉して脚を後ろにあまり曲げられませんが、ヒザが2重関節になって走るようなポーズもできます。
ヒザがよく曲がるので、正座もできます。
ゆういつ残念なのが首回りです。デザイン上仕方がありませんが、あご?の部分が体にぶつかっていて、頭が左右にほとんど動かせません。
センサー部分は裏からメタリックシールを張り付けています。
付属の武装
量産機だけあって付属している武装の種類が多いです。
コロニー用ビームライフル(ショート・ロング)
コロニー用ビームライフルは差し替えになりますが、銃身部分を取り換えることによってショートとロングを選べます。
合わせ目はモナカ構造のためがっつり出ています。
腕部の保持力はよく、片手で持たせてもヘタりません。
ショート型ビームライフル
ショート型ビームライフルはタイプが違うビームライフルになります。
2パーツのみのモナカ構成なので合わせ目が目立ちます。
ロング型ビームライフル
ロング型ビームライフルはマズル先端以外に合わせ目が出ています。銃身部分の溝が多いので合わせ目を消すのは骨が折れそうです。
ロング型ビームライフルは大きめですが片手でも持たせることができます。
メガビーム砲
メガビーム砲のサイドグリップは可動して片方の手に握らせることができます。
肩に担ぐので片手でも保持できます。
105㎜ライフル
105㎜ライフルはマズル部分が別の成型色のため塗装が必要です。
ライフル本体と円筒型マガジンに合わせ目が出ています。
105㎜ライフルは片手でも持たせることができます。
ビームサーベル
ビームサーベルの柄はシールド裏に収納します。
HGではよく見る標準タイプです。
シールド
トールギスと同タイプの円形型で、裏にビームサーベルの柄を2本収納しています。
収納用のピンが弱いため折れやすくなっていますので注意が必要です。真鍮などの金属線に変更したいところですが、土台も薄いため悩みどころです。
手に持たせる時は少々コツが要りますが、片腕で保持できます。
工作内容
今回の工作内容は以下の通りになっています。ストレート組みです。
- ニッパーで2度切り後、600番紙やすりででゲート処理
- Mr.ウェザリングカラーでスミ入れ
- ガイアカラー(ラッカー)のつや消しクリアーでトップコート
作業にかかった時間は以下の通りになっています。
- 袋開け、パーツ確認(5分)
- 説明書確認(10分)
- パーツはずし(15分)
- 600番の紙やすりで整形しながら仮組(75分)
- スミ入れ(30分)
- つや消しクリアー(60分)
- 最終組み立て(15分)
トータル210分かかり準備などに30分ぐらいかかっています。期間としては2日ほどかかっています。
クリアーコートの乾燥はどうしても時間がかかるので1日は乾燥させます。
まとめ
キット自体はよくできており肉抜き穴や武装などの合わせ目を処理すれば、もっとよくなります。
2019年8月現在は予約販売販売は終了しています。入手するためにはプレミアムバンダイで再販を待つか、中古で入手しかありません。