どうも、こんにちは蒼乃恭介です。
プラモデルをヤスリで成形する時、どんなヤスリを使っていますか?
紙ヤスリ単品で使用したり、金属ヤスリ、市販や自作の当て木ヤスリなどなど使う人によってさまざまです。
その中で今回は、ゴットハンドから販売されている「神ヤス」みたいな、スポンジ生地タイプの当て木の作り方を紹介したいと思います。
先に結論をいってしまうと、ゴットハンドの神ヤスと同じ性能で、コストが安く済みます。
目次
スポンジヤスリとは?
ここでいうスポンジヤスリとは、当て木の部分がスポンジ状のシートに、紙ヤスリを貼り付けている物や研磨剤をスポンジに練り込んだものをさします。
今回はスポンジシートに紙ヤスリを貼り付けるタイプのものを作っていきます。
スポンジヤスリの使用例
下の画像はゴットハンドのフレックスクロス 布ヤスリセットを短冊状に切っています。
EVAスポンジの色をヤスリの番手ごとに変えているため視認性がよいです。
ゴットハンドの「神ヤス」と同じヤスリを使用しているため、よく削れます。
スポンジヤスリの効果
スポンジヤスリの効果としては、パーツを削った時にパーツ表面の凹凸にヤスリが当たりやすく、よく削れます。
また、スポンジのやわらかさが手から伝わる力を分散してくれます。
フィギュアや曲面に対して効果を発揮し、曲面を削るときに紙ヤスリ単体で使用するより、キレイに削れます。
スポンジヤスリを自作する道具、材料
スポンジヤスリを自作する道具と材料は以下のようになっています。
- カッターナイフ
- カッターマット
- 定規
- 紙ヤスリor布ヤスリ(今回使用したのは、ゴットハンドのフレックスクロス 布ヤスリセット550円(税込))
- Evaスポンジ(1枚当たり100円)
- 両面テープorスプレーのり
紙ヤスリより布ヤスリの方が密着しやすく、ヤスリがけしやすいので、できれば布ヤスリの方がいいです。
スプレーのりは、乾くまで時間がかかるので早く作りたい方は両面テープをおすすめします。
ゴットハンドのフレッククロス 布ヤスリセットについてのレビューについてはコチラ▼
1分で削れるゴットハンド フレックスクロス 布ヤスリ レビュー
EVAスポンジとは?
EVAスポンジとはEVA(エチレン・ビニール・アセテート)の略で、カラフルに色付けし用途に合わせて自由に加工が出来る素材です。
ハサミやカッターなどで簡単に加工ができます。
環境にも優しく、寒くてもスポンジが硬くなりません。
工作に使ったり、柔らかいので緩衝材にもなります。
スポンジヤスリを4ステップで自作する方法
では、スポンジヤスリの作り方について解説していきます。
ステップ1 両面テープを貼り付ける
まず、紙ヤスリか布ヤスリの研磨剤が付いていないほうにに両面テープを貼ります。
手元にあった両面テープは、幅が狭いのしかなかったのですが、幅の広い両面テープを使った方が効率がいいです。
ステップ2 EVAスポンジに貼り付ける
貼り付けた両面テープの紙を取り、EVAスポンジに貼り付けます。※(使用しているEVAスポンジは5㎜です。)
はじっこからゆっくり貼り付けるのがポイントです。
そうすることで、シワになりにくくうまく貼り付けることができます。
ステップ3 余分な所をカット
ヤスリを貼り付けたら、余分なところをカッターで切ります。
EVAスポンジ部分は切れにくいので、数回に分けて切っていきます。
定規を当てて切ると楽に切ることができます。
ステップ4 好きな形にカット
あとは、自分の好きな形にカットするだけです。
細く切って細かい所を削ったり、広いパーツに対して大きくしたりと使いやすい形にすることができます。
今回はフレックスクロス 布ヤスリセット物を使用したのですが、神ヤスと同じぐらいの大きさにカットして、11枚分作れました。
スポンジヤスリを自作するメリット
スポンジヤスリを自作することで、市販のモノより金額を抑えられます。
1枚当たり20円ぐらいで作ることができ、ゴットハンドのスポンジヤスリ単品ですと、価格 :110円(税込)になるのでかなりお得です。
ヤスリを変えるともっと安くなるかも⁉
また市販のものより自由な形にできるのも魅力です。
スポンジヤスリを自作するデメリット
スポンジヤスリのデメリットとしては、作るのが少々面倒臭いかもしれません。
また材料を調達しなければならないのもネックです。
それでもコストをかなり抑え、自由な大きさにすることができる魅力があります。
今回使用した布ヤスリは耐久性が高いので、長く使うことができます。
また、ゴットハンドの神ヤスは人気商品なので、が手に入らない時には便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スポンジヤスリは、密着度が高くよく削れあつかいやすいのが特徴です。
自作は作るのに少々面倒かもしれませんが、市販のモノより安く作れて、自由な形に作ることができます。
この記事を読んで、参考になれば幸いです。
それでは、よいモデリングライフを!