どうも、こんにちは蒼乃 恭介です。
プラモデルなどの模型を筆塗りするときの筆って、適当に選んではいませんか?
パーツの大きさや形状によって使用する筆は変わってきますが、小さい部分塗装や凹部分を塗るには極細の面相筆が大変便利です。
そこで本記事では、GSIクレオスから販売されている「Mr.ブラシ 面相筆 極細」を紹介していきます。
極細の面相筆を使うことによって部分塗装や凹部分の筆塗りがかんたんに塗れるようになります。
うまく塗れるようになればマスキングなしで塗り分けることもできます。
目次
Mr.ブラシ 面相筆 極細が優れている3つの理由
Mr.ブラシ 面相筆 極細は1本770円(税込)と少々高いですが、その分優れている点が3つあります。
穂先が溶剤に強い
1つめは、「Mr.ブラシ 面相筆 極細」の穂先が溶剤に強い化学繊維(PBT)が使われていることです。
穂先は適度な硬さ(コシ)があり、パーツに極小の部分を塗り分けがしやすく、繊細な筆運びができます。
また、化学繊維(PBT)はボサボサになってしまった穂先でも、90℃以上のお湯につけることで元の形に戻せます。
寿命や穂先を折ったり、乱暴にグシャグシャに使用した場合は戻せません。
穂先が細く部分塗装が塗りやすい
2つめは「Mr.ブラシ 面相筆 極細」の穂先がその名の通り、かなりの極細になっていることで部分塗装や凹部分塗装が塗りやすいことです。
▼下の画像は左がシャープペンシルの0.3mm、右が「Mr.ブラシ 面相筆 極細」です。▼
「Mr.ブラシ 面相筆 極細」はシャープペンシルの0.3mm相当の細さになっています。
▼下の画像はプレミアムバンダイから限定販売された「HG 1/144 ガンダムプルトーネ」の部分塗装しているところです。▼
穂先が細いので思うようにアンテナの赤い部分をマスキングなしで塗ることができました。
▼凹部分の黒いところもキレイに塗ることができます。▼
筆全体が耐溶剤性に優れている
3つめは、筆全体が溶剤に強いことです。
とくに柄の部分はシリコンが使われていて、耐溶剤性に強いのはもちろん、ほどよい弾力がありフィット感がよくて長時間使っても疲れにくいです。
▼下の画像のようにベッタベタに塗料がついてしまっても、ティッシュで拭き取るだけでもかんたんに塗料を落とすことができます。▼
茶色の塗料はエナメルですが、ラッカーでも乾燥前ならティッシュで拭き取るだけで塗料を落とすことができます。
ティッシュにエナメルやラッカー溶剤を染み込ませて拭き取れば、新品同様にキレイになります。
▼下の画像は綿棒に溶解力の強いツールクリーナーを染み込ませて柄のロゴ部分を強めにこすっているところです。▼
▼溶解力の強いツールクリーナーで強くこすっても柄のロゴは消えませんでした。▼
耐溶剤性に優れているので、筆を汚してもキレイにすることができます。
スミ入れには向かない!?
プラモデルのスミ入れにも使用可能ですが実際にスミ入れに使ってみた感じは、穂先が小さすぎて塗料の保水性がわるく何回も塗らなければならず、スミ入れにはあまり向かないです。
スミ入れ用の面相筆には専用のものか穂先がすこし長めのものを使った方がよさそうです。
まとめ
「Mr.ブラシ 面相筆 極細」は、シャープペンシル0.3㎜相当の細さがあり、小さい塗り分けや凹部分の塗装がやりやすい筆です。
通常の筆とはことなり柄がシリコンでできているので、溶剤に強くほどよい弾力で持ちやすく長時間使っても疲れにくいです。
スミ入れにも使用可能ですが穂先が小さすぎるので、スミ入れ用には専用の筆を使った方がよいです。