道具・材料

プラモデルに使うカッターナイフ こだわっていますか? 用途別おすすめカッターナイフ

アイキャッチカッターナイフ

 

どうも、こんにちは蒼乃 恭介です。

 

段ボールやプラモデルの梱包袋などの開封、プラモデルの加工にいたるまで、なにかと出番の多いカッターナイフですが、とくにこだわって使っている方は少ないのではないでしょうか?

 

ふだんの生活で使う分には、100均などの安価な物で十分ですが、加工に使うとなれば話が違ってきます。

加工などのハードに使うには、それに見合ったカッターナイフを選んだほうがいいですよ。

今ではホームセンターや100均、文具店などさまざまな所でカッターナイフを見かけますが、店頭で数多く見かける分、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

 

「いろんな種類のカッターナイフがあってどれを選んだらいいか分からないよ。」

「どういう感じで選んだらいいの?」

 

カッターナイフは目的別に作られていることが多く、カッコいいデザインのカッターナイフもいいけど、刃物なので安全重視で選んだほうがいいですよ。

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目次

使用しているカッターナイフの紹介

ここでは私が普段使っている、おすすめのカッターナイフの紹介をしていきます。

私が普段使っているカッターナイフは全部で3種類あり、用途別に使い分けて使用しています。

 

1つめは、メインで使用しているカッターナイフはオルファ製の『リミテッド FA』という小型刃のカッターを使っています。▼下の画像▼

段ボールやプラモの袋の開封からウェザリングの傷つけまで幅広く使っています。

シンプルなデザインで手になじみやすく、刃を固定している金属部分もしっかりしているので、扱いやすいです。

刃は切れ味のよい黒刃を使用しています。

 

 

 

2つめは、同じくオルファ製の『細工カッター』です。▼下の画像▼

 

細工カッターはもともと細かい作業用に購入したのですが、細かい作業にはデザインナイフの方が使い勝手がよかったので、使わなくなっていました。

持て余すかなと思ったのですが、余計なデザインではなくシンプルな金属ボディだけだったので、限定的ですがエポキシパテの切断やポリエステルパテの混合、スパチュラ代わりに使用しています。

本体が金属だけのためパテを使用する際は、本体部分にリップクリームを塗ればくっつきににく、たとえくっついてもパテを剥がしやすくなっています。

 

替え刃は低価格の通常のモノを使用しています。

パテに使う刃の部分は長くなりがちなので、刃を折るときも長さの半分で折って使用しています。

 

 
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3つめは、オルファ製の大型刃『ノンスリップL型』です。▼下の画像▼

ノンスリップL型はネジロック式になっており、プラ板を切ることはもちろん、力のいる硬い素材をズバズバ切っていく用に使っています。

カッター本体はぬれた手でも、手袋をはめても滑りにくいエラストマ樹脂グリップになっており、力をかけやすくなっています。

 

グレー部分のエラストマ樹脂は触ったときにサラサラしていて気持ちがいいです。

サラサラしていますがプラスチック製に比べ、机などの作業場ですべりにくく、転がりにくくなっています。

替え刃は切れ味が良い『黒刃』を使用しています。

 

※ちなみに私が普段使っているカッターナイフ3本を選出するまでに今までに数十本は試してきました。
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カッターナイフの種類

カッターナイフの種類は数多くあり、今回は代表的な6種類をかんたんにまとめています。

 

小型刃

家庭やオフィスなどの仕事場で多くの方が使っているのは、こちらの『小型刃』だと思います。

小型で取り回しもしやすく、あらゆるシーンで活躍しますので、1本は持っていて損はないです。

刃の高さは9㎜になっていて、刃を交換するときや替え刃の購入の際は、9㎜を選びます。

M厚型刃

『M厚型刃』は小型刃と大型刃の中間的なもので、小型刃と大型刃の長所をかねそなえたカッターナイフです。

小型刃のように取り回ししやすく、大型刃のように多少厚手の紙や段ボールも切りやすくなっています。

 

刃の高さは12.5㎜になっていて、刃を交換するときや替え刃の購入の際は、12.5㎜を選びます。

小型刃と似ているため替え刃の購入はサイズを確認してから、購入するようにしましょう。

 

細工刃

刃先が30°の鋭角刃なので切り口がよく見えて、模型工作や手芸などの細かい作業に適しています。

替え刃も細工刃用のものもありますが、小型刃と同じ9㎜サイズですので、通常の刃を取り付けることができます。

細かい作業のプラモデル作成には、1本あると便利です。

内装プロ用

プラモデル作成には出番があまりないかもしれませんが、『内装プロ用』は黒刃を使用していて、主に壁紙を切ることを目的に作られたカッターナイフです。

最大の特徴は切れ味のよい黒刃を使用していることと、刃が通常より長い刃を使用しています。

内装プロ用の刃は、小型刃と同じ9㎜とM厚型刃の12.5㎜があります。

大型刃

大型刃』は刃の高さが18㎜もある、大きめのカッターナイフです。

刃が大きいため、厚手の段ボールや薄いプラスチックを切ることができます。

プラ板工作などの力がいる作業には、安定して使えます。

 

模型製作には『大型刃』『特大H型刃』の1つは持っておきたいところです。

刃の高さは18㎜になっていて、刃を交換するときや替え刃の購入の際は、18㎜を選びます。

特大H型刃

『特大H型刃』は大型刃より大きく、刃圧も0.7㎜と厚く反りが少ないため、ハードな作業に最適です。

プラ板工作などの力がいる作業には、安定して使えます。

模型製作には『大型刃』『特大H型刃』の1つは持っておきたいところです。

 

刃の高さは25㎜になっていて、刃を交換するときや替え刃の購入の際は、25㎜を選びます。

大型刃と特大H型刃は似ているので、替え刃購入のときは注意が必要です。

 

使用する目的にあわせてカッターナイフは選んだほうがいいですよ。

厚手のモノを切るときに小型刃では頼りなく、ケガしやすくなったりするので、使う場面とカッターナイフは選択したほうがいいですよ。

刃の種類

刃の種類は使っているカッターナイフの本体の分だけあります。

刃の種類は大きく分けて2つあり『刃の高さ』と『素材』があります。

 

まずは刃の高さから紹介していきます。

下の画像のようにカッターナイフの刃の高さは、刃を横から見た時のサイズになります。

カッター本体にちょうど収まるサイズになっています。

カッターナイフ高さ

下の表は刃の高さをまとめたものになり、購入する際の目安になりますので、参考にしてみてください。

刃の種類 刃の高さ
小型刃

・9mm

M厚型刃 ・12.5mm
細工刃

・9mm

内装プロ用刃

・9mm

・12.5mm

大型刃 ・18mm
特大H型刃 ・25mm

 

替え刃の購入は事前に確認しておいた方がよく、サイズが近い替え刃はよく間違えやすいので、注意が必要です。

また同じサイズでも、通常のサイズとロングサイズがあるから注意してください。

次はカッターナイフの素材について紹介していきます。

通常刃

まずはカッターナイフでよく見かける通常の刃は、合金工具鋼でできています。

切れ味はメーカーによって違いはあるものの、一般的な切れ味です。

 

黒刃

次は、特専黒刃と呼ばれる刃が黒くなっているカッターナイフです。

素材は通常の合金工具鋼と同じですが、鋭角研磨されているため切れ味は通常の刃より切れ味が良くなっています。

切れ味が良くなっている分、刃の耐久性は落ちています。

 
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スピードブレード

スピードブレードと呼ばれる黒刃もあり、黒刃にフッ素加工を施したもので、さらに切れ味が向上している替え刃です。

 

チタンコーティング

次にタングステンの粉末と炭素粉末を混合し、表面を窒化チタンでコーティング加工を施したものもあります。

とても固く耐久性に優れていますが、高価です。

 

のこぎり型

番外編としてカッターナイフの本体に取り付けるのこぎり型もあります。

 

替え刃は通常のモノで十分です。

基本的にカッターナイフの刃は使い捨てなので、切れ味が悪くなったらケチらずに刃先を折ってマメに交換したほうが、ケガをしにくくなり作業効率がよくなります。

ロックの種類

カッターナイフのロックの種類は、今では2種類があり『オートロック式』『ネジロック式』が主流になっています。

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オートロック式

オートロック式は、力をかけなければ刃が固定されるしくみになっています。

取り回しもしやすいので、紙などの薄いモノを切る時やカッターナイフをよく使うときは、は、オートロック式が便利です。

硬いモノや力がかかるところでは、刃が動いて危ないので、そういう時はネジロック式を選びましょう。

ネジロック式

ネジロック式は丸くなっているダイヤルを回して、刃の出し入れをおこないます。

オートロック式に比べて取り回ししづらいですが、刃を固定できるので力がいる場面では、安全に物を切ることができます。

 

プラ板などを切るときは、ネジロック式が便利です。

ネジロック式は手動のため、きちんとネジを閉めてからじゃないと、刃が動いて危ないため切る前には固定してるあるか確認してください

 

おすすめメーカー

カッターナイフのおすすめするメーカーは、カッターナイフの老舗『オルファ』と『NTカッター』です。

オルファ』はカッターナイフ本体が黄色を主体となっているのが特徴で、ホームセンターなどでよく見かけると思います。

機能に優れており仕事現場で使いやすい構造になっている物が多いです。また店舗で入手しやすいです。

 

NTカッター』はカッターナイフの本体がカラフルなものが多いのが特徴です。

デザインはカッコいいものかわいい物までそろえています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段目にしているカッターナイフといっても用途によって千差万別の製品があります。

用途に合わせたカッターナイフを使用することによって、使い勝手が向上したりプラモデル作品の出来栄えにも直結していきますので、自分に合うカッターナイフをみつけてください。

参考にしてくれると嬉しいです。

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