どうも、こんにちは蒼乃 恭介です。
プラモデルを組み立てるときに、必要な工具の1つとしてニッパーがあります。
ランナーと呼ばれる外枠から、パーツを切り離すときにニッパーが必要になってきます。
ニッパーは、100均のものから金属用など種類や様々な形状のものがあります。
プラモデル用ニッパーは基本的に、プラスチックなど柔らかい素材を切るための物ですので、間違っても金属などの硬い素材には使えません。
もし使うとニッパーの刃こぼれや破損になってしまいます。
プラモデルに使うニッパーは、プラモデル用やホビー用を選ぶようにしましょう。
目次
パーツの切り出しからクリアーパーツなど幅広く使用可能
プラモデル用に使うニッパーも各メーカーから販売されています。
ニッパーも種類がたくさんあって、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
各メーカーから販売されているニッパーの中で、私がいろいろ試して今メインで活躍しているニッパーを紹介します。
MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパー
グッドスマイルカンパニーから販売されている、MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパー(3,000円 )です。
この極薄刃ニッパーは匠TOOLSの第1弾として登場したニッパーで、従来のプラモデル用ニッパーの欠点や不満点を解消した一品です。
極薄刃ニッパーと銘打っているだけあって、従来のニッパーに比べてニッパーの刃がかなり薄くなっています。
刃が薄くなっている分、刃の強度が落ちていますが切断対象がプラスチックなので、強度は問題ありません。
アルティメットニッパーよりも刃が厚いですが、ぞの分強度がありクリアーパーツなどの硬いプラスチックを切ることができます。
そのためランナーからのパーツの切り出しからパーツの2度切り、クリアーパーツや改造などで厚みのあるプラスチックを切ることができます。
使用頻度が高いため消耗も早いですが、耐久性も高いため今使っているのは2台目ですが、1台目は約300体くらいのガンプラに使っていました。
ラフに使っていましたが、刃こぼれもなく2台目にするときは、刃の合わせに隙間が生じて切りにくくなった程度でした。
1台目は今でも現役でもっとラフにぶ厚いプラスチックを切る用にしています。
極薄刃ニッパーの構造
極薄刃ニッパーのグリップは、エラストマー樹脂でおおわれており手になじみやすいです。
極薄刃ニッパーのバネは一般的なスプリングではなく、プラスチック製のバネが使われています。
バネは硬さの違う2種類があり硬めと柔らかめの物ががあります。
個人的には、硬めのオレンジを使用しています。
極薄刃ニッパーの切れ味
切れ味は抜群で、切り口がきれいにカットされます。
下の画像は、ゲートカット前とゲートカット後の画像になります。
パーツにニッパーを密着させて切ってみましたが、切断面がきれいにカットされています。ゲート回りは輸送などの外部からの力の影響で白化していますが、極薄刃ニッパーによる白化現象は、あまりありません。
白化現象を押さえたい場合は、パーツから少し放して切ります。その後ヤスリなどでゲート処理をします。
バネの交換方法
極薄刃ニッパーのバネの交換方法は、少し力がいりますが、バネを外側に引っ張るだけです。この時反動でケガや周りの物に注意しましょう。
バネは使ってみて自分に合うものを選びましょう。
バネをニッパーにセットするときは、片方の手でニッパーをしっかり持ち差し込み口にバネの返しが奥までハマるように押し込みます。
収納方法
バネがかさばってしまいラックなどに引っ掛けて立てて収納するのが少し難しいです。
横に置いておくか、マグネットでくっつけて収納する方が良さそうです。
極薄刃ニッパーのバージョンアップ版
MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパーの上位版
切れ味はそのままにサビに強いパーカライジング処理を施され、切るときの目安となるメモリが入ったMSS-51 匠TOOLS 極薄刃ニッパーevo2(4,500円)が登場しました。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
プラモデル用ニッパーは他にもあり、自分はこっちのほうがいい、このメーカーが使いやすいなど色々あると思います。
ニッパー選びで悩んだ時の参考になれば幸いです。